差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

016「お世話になります」を英語で?

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日本語ではEmailの出だしにまず「お世話になっております」と入れる人が多いですよね。これに相当する英語は?、、残念ながらありません。。

しかし「お世話になります」文化に慣れてしまうと、宛名の後にいきなり用件を書き始めるのに少し抵抗を感じてしまうという人も多いのではないでしょうか。

欧米社会でも、久しぶりの人に連絡する場合だとか、少しパーソナルな響きを持たせたい場合等々、本題に入る前に、クッション的な文章を入れることは、もちろんOKですし、よくやります。例えば、久しぶりの人であれば、

  • I hope all is well with you.(お元気ですか?)
  • I hope this email finds you well.(お元気ですか?)

などをよく目にします。ちなみに、主語の「I」は省略しても十分通じますし、省略されることも非常に多いです。(例えば「Hope all is well with you」といった感じです)

「How are you?」でもいいのですが、特に相手に返事をしてほしいわけでなければ、上の二つの方が後腐れがなくていいと思います。もちろん、本当に相手が元気にしているか知りたい、ちょっと会話をしたい、というときには、How are you? でも、もちろんよいです。ただ、これも、挨拶の延長上のような形式的なフレーズですので、もし相手が会話に乗ってこず、スルーされてしまったとしても、あまり気にする必要はありません。

あるいは、週の初めや休暇明けなどであれば、

  • Hope you had a nice weekend.(よい週末を過ごされたことと存じます)
  • Hope you had nice holidays.(よい休暇を過ごされたことと存じます) 

こちらも、主語の「I」は省略しても大丈夫ですし、よく省略されます。週末や休暇などの言及できるような出来事が特になければ、臨機応変に対応しましょう。例えば、

  • Thanks for the call yesterday.(昨日は電話ありがとう)
  • Thank you for your visit last week.(先週はご来訪ありがとうございました)
  • Hope you had a safe flight back to New York.(NYに無事にお帰りになったことと存じます)
  • It was very nice meeting with you in Japan last month.(先月お目に書かれて光栄でした)

等々。要は、日本語のように特に決まった文句はないので、なんでもよいのです。。特に言及する話題がなければ、そのまま本題に直入してしまっても、もちろんよいですし、失礼でもなんでもありません。