差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

015 「テレコン」を英語で言うと?

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日本語で、電話会議(Telephone conference) のことをよく「テレコン」といいますよね。このまま、「Can we have a telecon?」といったようにそのまま英語で使ってしまう方がよくいます。そして、これをちょっと英語風に「テレカン」と発音される方もいたりします。

しかしながら、英語では、パソコン同様、Tele-conと省略されることはまずありません。きちんと、Telephone conference と言うか、たまに、Tele-conference と略されたりするのも聞いたことがあります。しかし、それ以上によく耳にするのは、単に

  • Call(電話会議)、もしくは
  • Conference call(電話会議)

です。使い方は極めて簡単(笑)で、例えば、

  • Can we have a call?(電話会議しませんか?)
  • I have a call at 2pm.(2時に電話会議が入っています)

のように使います。という意味になるのです。これは口語でも Email でも同様に使えます。短いし、言いやすいのでとても便利です。

 

アメリカでは、在宅勤務やフレックス勤務の方や、他の州や都市のオフィスの方と仕事をしたりすることがよくあるので、電話会議がとても頻繁に行われます。また、Email ベースでやり取りしていても、伝わりきらないような微妙なニュアンスがありそうなときなどは、すぐに、じゃぁ電話会議をしようとう展開になったりします。

私は、日本語でも英語でも、電話で話すのがあまり好きでないので、極力 Email で済ませようとしますが、それでも、話すのが好きな米国人上司などは、みんなちゃんと同じ認識かどうか確認するためにもやっぱり電話会議をしようという展開になり、せっかく Email で必要事項をすべて伝達したはずなのに、結局電話会議をする羽目になった、なんていうこともよくありました。おそらく、私が米国人と仕事をしていく上で、一番苦労したのが、この電話会議に慣れることだったと思います。

ちなみに、「ビデオ/テレビ会議」は、

  • Video conference(ビデオ会議)

です。ビデオ会議は、相手の表情が見えるというメリットはあるのですが、ビデオ会議用のシステムつきの会議室を事前に予約したりセットアップしたりする手間と時間がかかるのと、あと、画像が途切れたり(して相手が変な顔になったり)して気が散るので、個人的にはあまり好きでないです。そういう理由からか、私の周りの米国人も、特に先方(特に日本の方が多い気がします)からリクエストされない限り、あまり使っていない気がします。