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ネイティブが使う簡単表現100選

041 Case Study 2:クリスへの返事

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前回の練習問題(Case Study 1) で、大手日系自動車部品メーカー海外営業部の課長、鈴木大介氏が、オハイオ州の自動車部品メーカーの買収プロジェクト、Project Eagleを任せられ、米国子会社のクリスさんと連携してプロジェクトを進めていくことになりました。そして、まずは下記の自己紹介Emailをクリスさん宛てに送りました(詳細は Case Study 1 解答をご確認ください)。

[解答例]

RE: Project Eagle

(件名:イーグルプロジェクト

Hi Chris,

こんにちはクリス

I hope all is well.

(お元気ですか?

[As you may already know,] I will be in charge of Project Eagle.

([もうご存知かもしれませんが、] 私がイーグルプロジェクト担当になりました。

Please email me if you have any questions.

(質問などあったらメールください。

I look forward to working with you.

(一緒に働くのを楽しみにしています。

Thanks,

(それでは

Daisuke

(大介

 翌朝、メールを開けてみると、クリスさんから早速以下の返事が来ていました。

Hi Suzuki-san
(鈴木さんこんにちは)

Thanks for the email andI am very excited to work with you on Project Eagle. 

(メールありがとう。イーグルプロジェクトで一緒に働けて嬉しいよ。)

Do you have time to discuss the project this week? 

(このプロジェクトについて話す時間はありますか?)

Let me know the best time for me to call you.

(私から電話するので都合のいい時間を教えてください。) 

I will be on PTO on tuesday but will be in the office the rest of the week.
(火曜は休暇をとりますが、それ以降なら今週はオフィスにいます。)

Thanks,

(ありがとう。)

Chris 

(クリス)

要約すると、 クリスさんからの返事には、一緒に働くことになって嬉しい、プロジェクトについて話したい、ついてはいつ電話したらよいか教えて欲しいと書いてあります。さらに、火曜日は PTO だが、今週それ以降ならオフィスにいますと書いてあります。

 

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ついては、このクリスさんのメールに対する返事を書いてみましょう。内容は、クリスさんと電話する日時を連絡するだけの簡単なもので構いません。クリスさんは火曜日に休暇をとるとのことですので、水曜以降になります。

 

まず、時差を確認します。カリフォルニアは太平洋標準時(PST)ですので、日本より16時間遅れとなります(夏時間中は15時間遅れ)。つまり日本の午前9時が、カリフォルニアでは前日の夕方5時となり、あまり都合がよくありません。日本の午後5時まで待っても、カリフォルニアではまだ深夜の1時ですのでこれもダメですし、カリフォルニアの出勤時間の朝9時まで待つと、今度は日本が既に夜中の1時になってしまいます。こういった理由で、たいてい日本と西海岸の電話会議を設定する場合には、日本のできるだけ早い時間を指定するのが一般的です。ですので、ここでは、日本時間の木曜の午前9時(=カリフォルニア時間の水曜の午後5時)をしてみることにしましょう。

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書くべき内容は以下の通りです:

  • 宛先
  • メールへのお礼
  • PSTの水曜午後5時(日本時間の木曜午前9時)でもよいか聞く
  • 今後のメールのやり取りは部長の佐藤太郎をCCに入れてくださいと依頼
  • 締めの文句
  • 名前

それでは、メールを実際に書いてみましょう。解答例とその解説は次回アップいたします。