差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

061 Case Study 3:電話応対

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前回ケーススタディで、アメリカ子会社のクリスさんから、米国企業の買収案件、Project Eagleについて、電話で話したいと言われ、それに対して、こちらの都合のいい時間帯をお知らせしました。その後、クリスさんからは、以下の通り、その時間帯で了解との返事がきました。

Hi Suzuki-san, (こんにちは鈴木さん)

Ok, I will call you on Wednesday at 5pm PST then.(了解、それでは水曜の太平洋標準時間の午後5時に電話します。)

Talk to you soon!(電話でお話しするのを楽しみにしています。)

Chris(クリスより)

 

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カリフォルニア標準時の水曜日夕方5時は日本の木曜の朝9時になります。そして、いよいよ木曜になり、クリスからの電話に備えて、いつもより早く8時半に出勤します。英語で電話に出る準備はできていますか?あまり自信がない場合は、まずはこちらをご参照ください。

japanesebusinessman.hatenablog.com

 

そして9時になり、電話が鳴りました。以下にクリストのやり取りを穴埋め式にしまするので、実際に電話に出たつもりで応対してみてください。

 

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大介  "______________________________"

    (おはようございます。ABC会社の鈴木大介です)

クリス "Hi, this is Chris from ABC Los Angeles. How is it going?"

    (今日は。ABCロサンゼルスのクリスです。お元気ですか?)

大介  "______________________________"

    (元気です、ありがとう。クリスさんはお元気ですか?)

クリス "I am fine, thanks. Is Sato-san with you too?"

    (元気です、ありがとう。佐藤さんも一緒ですか?)

大介  "______________________________"

    (いえ、彼は少し遅れています。)

クリス "No problem. I just wanted to tell you that I am very happy to work on this project Eagle with you and Sato-san. I am thinking that it would be great to have a kickoff call so that I can introduce you and Sato-san to my team. Do you think it's a good idea?"

    (そうなんですね、大丈夫です。このイーグルプロジェクトに鈴木さんと佐藤さんと一緒に携わることができてとても光栄だとお伝えしたかっただけです。ついては、顔合わせ電話会議を開いて、佐藤さんと鈴木さんを私のチームに紹介したらよいかと思うのですが、よい考えだと思いますか?)

大介  "______________________________"

    (そうですね。メイクセンスします。)

クリス "Great. How about Wednesday next week at the same time?"

    (よかった。来週水曜日の同じ時間でどうでしょう?)

大介  "______________________________"

    (はい。でも佐藤さんのスケジュールを確認させてください)

クリス "Of course. Can you confirm the date and time by email then?"

    (もちろん。じゃぁメールで日時を確定してくれますか?)

大介  "______________________________"

    (はい、します)

クリス "Wonderful. It was very nice talking to you. Have a great day!"

    (助かります。話せて光栄でした。良い一日を!)

大介  "______________________________"

    (ありがとう。クリスさんもよい夕方を!)

 

 

060 海外で日本のAmazon Prime動画を見る方法

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私はもともとテレビやビデオをあまり見ないので、この手の話題には疎いのですが、最近、日本のアマゾンプライムの動画を海外で視聴できるようにする技を身に着けたので、ここで情報を共有させていただきます。

 

我が家は、オンラインで買い物をよくするので、米国アマゾンプライムの年間会員になっています。そして、日本に帰省している間は、日本のアマゾンプライムに月ぎめで加入していました(400円/月)。プライム会員になると、対象製品が送料無料で1-2日で届くという特典に加え、数多くある映画、テレビ番組、書籍、漫画などが無料で視聴・購読できます。ただし、これらの動画や書籍は、著作権上の問題で、米国のアマゾンなら米国でのみ、日本のアマゾンなら日本でのみしか視聴・購読できないように制限されています。(ちなみに、アマゾンプライム 1か月の無料体験ができます。)

 

息子の日本語学習用にと、アマゾンプライムで子供に日本のテレビ番組を見せていたのですが、日本国外へ出た瞬間に「お客様の対象地域ではこの番組は視聴できません」というエラーメッセージが出て見られなくなってしまい、息子がとても残念そうにしていました。そこで、調べてみたところ、海外からインターネットに接続していても、VPN(Virtual Private Network)というネットワークを経由してIPアドレスを変えることにより、あたかも日本から接続しているかのようになり、日本の番組を視聴できるようになるとのことでした。

 

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インターネットで検索すると、VPNサービスを提供している会社がごろごろ出てきます。こういったシステム系の話は得意でないので、じっくりと時間をかけて吟味したわけではないのですが、2週間の無料体験があり、値段も手ごろで($19.90/1年)、レビューもよかったので、私はこのSmart DNS Proxyという会社と契約してみました。

www.smartdnsproxy.com

 

使い方もシンプルでわかりやすく、今のところ不具合はありません。一度、接続できなくなったのですが、画面右下に現れるチャットルームに質問したところ、リアルタイムで返事があり、ログインしなおして再認証ボタンを押しただけで、すぐにまた接続できるようになりました。アマゾンプライム以外にも、BBCNetflixなど、いろいろなサービスに対応しているようです。

 

おかげさまで息子もシンカリオンをみて日々日本語の勉強に励んでいます。私も暇ができたら日本の書籍などをダウンロードしてみようと思います。便利な時代になりましたね。

 

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追記1:なんと、VPNを使用し始めた翌月、クレジットカードが海外で不正使用され始めました。どこからカード情報が盗用されたのかはわかりませんが、時期的に、上記の Smart DNS 以外には新しいところでカードを使っていなかったのと、使用先が Netflix などのオンライン購入だったため、念のため、Smart DNS の使用を中断し、キャッシュも全部削除しておきました。調べてみると、DNSVPNと違い、データが暗号化されないため、セキュリティー面が少し甘いそうです(ただしその分高速)。私もこの手の話は、ずぶの素人ですし、危険を冒してまで日本の動画を見たいわけでもないので、とりあえずひとまず中断することにしました。

 

追記2:その後、知り合いに上記の話をしたところ、筑波大が提供している無料 VPN サービスがよいという情報を得ました。

www.vpngate.net

彼はもう数年これを使っていて、その間カード情報の盗用の事故などは一度もないそうです。(そもそも無料なので、カード情報は入力しなくてもよい。)なので、私も試しに使ってみましたが、これがとても簡単で、しかも本当にすべて無料で日本の動画を高速で見られました。とりあえず、今後は、必要な時だけ、これを使うという感じで様子を見ようと思います。なお、筑波大が提供しているのは、ポータルのみで、そこに VPN を提供している数千の接続先の中から、毎回適当なものを選び接続するという要領です。あまりにたくさんあるので、最初は戸惑いましたが、私は、基本的に国名「日本」のスコアが高いもの(リストの一番上の方)を選んでおり、それ以外の操作要領はいたって簡単です。

 

 

 

 

059「Guesstimate」って何?

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ビジネス界では、予算や見積もりなどの話をするとき、

  • estimate(見積もり、予算、概算、等)

という単語が頻繁に使われます。使い方は、

  • Can you give me an estimate?(見積もりを出してくれる?)

といった感じです。あくまで見積もりなので、正確である必要はないのですが、やはり、特にこれがお金の話になったりすると、実際の金額が見積から大幅にぶれてしまったりすると、今後の信用にかかわります。

 

ただ、見積もりを算出するための情報があまりにも乏しいので、正確な見積もりを出せない、でも No とは言いたくない、そんなときに便利な単語が、

  • guesstimate(大雑把な見積もり)

 です。あえてカタカナで発音するなら「ゲスティメット」といったところでしょうか。この単語、見たままのとおり、guess(推測)と estimate (見積もり)が組み合わさった造語で、インフォーマルな単語であるいう注記はつくものの、正式に辞書にも載っている単語です(Merriam-Websterによる定義はこちら)。

www.merriam-webster.com

 

使い方も、 estimate と同じで、

  • I can only give you a guesstimate.(大雑把な見積もりなら出せるけど)

といった感じです。フォーマルな場で使いたい場合は guesstimate を、

  • rough estimate(大雑把な見積もり)

と置き換えると同じような意味になります。Guesstimateは、インフォーマルといっても、かなり市民権を得ている単語のようで、対クライアントなどの場でも普通に使われているのをよく耳にします。ただ、やはりカジュアルな響きの強い単語ですので、正式な文書を書く時などは避けたほうがよいかもしれませんね。

 

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余談ですが、アメリカで仕事をしていて感じることですが、アメリカ人は、日本人に比べるとかなり大雑把ですので、最初にもらった見積もりと実際の金額が大きくことなるなんてことは日常茶飯事に起こります。このため、アメリカ人からもらった予算をもとに日本でとった決裁が、実際の支払額とあまりに違いすぎるため、決裁を取り直さなければならないといったような日米間のトラブルをよく耳にします。

 

心配であれば、予算を超えそうなときは、一報を入れてもらったり、定期的に報告を入れてもらったりするのがよいと思いますが、あまりしつこく細かいお金の話をすると、嫌がられたりしますので、その辺は、相手を見ながら、慎重に信頼関係を築き上げていくのがよいかと思います。

 

 

058 いつでも使える「Have a good one!」

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英語では、人と別れるときのお決まりの挨拶があります。

  • Have a good day!(よい一日を)
  • Have a good evening!(よい夕方を)
  • Have a good night!(よい晩を)
  • Have a good weekend!(よい週末を)

などなど。「good」のかわりに、「nice」、「great」や「wonderful」に置き換えて使ってももちろんよいです。

 

これらのフレーズ、日本語ではこういった言い回しをそう頻繁に使わないので、使い慣れるまでは、意外と咄嗟に出てこなかったりします。また、「今日は金曜日だったっけ?」「もう夕方だったっけ?」といった感じで、曜日や時間帯などを咄嗟に把握できないものです。日本語なら、会社退社時なら「お疲れさま」がいつでも使え、曜日や時間帯を気にせず機械的に挨拶できて便利ですので、これに慣れてしまうと、案外、英語で別れ際の挨拶がスムースに出てこないものです。

www.businesseikaiwa.work

 

そんな場合に、どんな曜日でも、どんな時間帯でも使える便利なフレーズ英語にもあります。それが:

 

  • Have a good one!(じゃあね!)

です。要は、時間帯を表す「day」(日)や「night」(夜)にあたる部分を、オールマイティな「one」(もの)で対応するわけです。これは、いつでもどこでも使えるので、頭に叩き込んですぐに使えるようにしておくと非常に便利ですし、ネイティブ風に聞こえるフレーズでもあります。

 

この表現は、ビジネスに限らず、日常一般的にとてもよく使われています。例えばスーパーなどで買い物をして支払いを済ませた後に、日本なら店員さんが「ありがとうございました」というところを、「Have a good one!」と言ったりします。おそらく、店員さんも、一日中同じ仕事をしていたりすると、時間帯に合わせて挨拶を変えるのが面倒くさかったりするのでしょうか(笑)。

 

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この表現、カジュアルな表現ではありますが、アメリカはビジネス界でもわりとカジュアルなので、よっぽどのお偉いさんとフォーマルな場でお話しするといったシチュエーションでもない限り、ビジネスの場でもわりと広く使われています。

 

ちなみに、「Have a good day」や「Have a good one!」などと言われた場合の返答は、

  • You too, thanks!(あなたもね。ありがとう)

でよいですし、簡単に、

  • You too!(あなたもね)
  • Thanks!(ありがとう)

のどちらかだけでもよいです。

 

057「Kickoff meeting」とは?

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英語圏では、新しいプロジェクトが始まる際、

  • Kickoff meeting(プロジェクト開始の会議)

と称した、いわゆる顔合わせ会議が、よく行われます。「Kick off」や「Kick-off」と、Kick と off の間にスペースやハイフンをいれたバージョンもよく目にしますが、英語で検索すると、Wikipedia を始め、スペースやハイフンなしの「Kickoff」がよく使われているようですので、ここではそちらを使うことにします。ちなみに、Wikipedia では以下のように定義されています。

A kickoff meeting is the first meeting with the project team and the client of the project. (キックオフミーティングとは、プロジェクトのチームやクライアントと最初に行う会議を意味する。)

ということですので、主にビジネスの場面でのみ使われている用語のようです。また、Wiktionary によると、この Kickoff という単語は、サッカー、ラグビー、アメフトの試合開始のキックオフからきているそうで、まさにイメージ通り、プロジェクトの開始を意味します。日本語であえていうなら、「顔合わせ会議」といったところでしょうか。

 

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内容的には、自己紹介から今後の進め方や役割分担など、プロジェクトやメンバーによって様々で、必ず入れなければいけないというようなアジェンダがあるようなものではありません。ただ、参加者に知らない人がいる場合には、たいていの場合、最初に自己紹介をさせられますので、簡単に自己紹介する準備をしておくのが無難です。英語にあまり自信がない場合には、

  • Hi, I am Takeshi Tanaka with ABC Corporation. Nice to meet you.(こんにちは。ABC会社の田中タケシです。初めまして。)

など、名前、会社名、挨拶だけでも十分です。欧米人、特にアメリカ人は、即席で話すのが上手な人が多く、こういうチャンスがあると、冗談や自分の得意分野をアピールしたりする人もいますが、彼らに惑わされることなく、自分は自分、自分の能力と範囲を把握した上で、それをきっちりとこなして自信をみなぎらした方が、好感度が高いと思います。

 

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なお、プロジェクト終了の会議は、「Wrap up」(締めくくるという意味)という句動詞(Phrasal verb)を用いて、

  • Wrap-up meeting(プロジェクト終了の会議)

などと一般に呼ばれています。この Wrap up ですが、動詞として使う際には「Wrap up」と間にスペースを入れ、名詞として使う際には「Wrap-up」と間にハイフンを入れるのが、正式な用法のようです(Merriam-Webster による定義はこちら)。ただ、「Wrap-up meeting」のように、形容詞として使う用法が、辞書には見あたらなかったので、ここでは、名詞に準じてハイフンを入れた形を使っています。

 

なお、実際の会議でなく、電話で会議するような場合には、

  • Kickoff call(プロジェクト開始の電話会議)
  • Wrap-up call(プロジェクト終了の電話会議)

と、「Meeting」を、電話会議(テレコン)を意味する「call」に置き換えて使うことができますので、併せて覚えておくと便利です。(これについては、以下の記事をご参照ください。)

 

www.businesseikaiwa.work

 

056 「朝一でやります」を英語で?

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会社を出て家に帰ろうとした直後に、Emailや電話が入り、仕事を頼まれるというシチュエーション、残念ながらよくありますよね。。その際、急ぎの要件であれば、

  • I will work on it as soon as I get home.(帰宅次第とりかかります)
  • I will head back to the office now.(今からオフィスに戻ります)

等といった感じで対応されると思いますが、特に急ぎでなければ、明日まで引き伸ばしたいところです。そのような場合、日本語では、「明日朝一(朝一番)でやります」と言いますよね。英語にも全く同じフレーズがあり、こういったシチュエーションでよく使われています。それが

  • First thing in the morning (朝一番)

です。例えば、「朝一でやります」は、

  • I will work on it first thing in the morning.(朝一でやります)

といった感じです。明日の「Tomorrow」はつけなくても、明日のことを指しているのは明らかなので大丈夫です。

 

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ちなみに、ニューヨークの始業時間は、日本と同じく9時くらいが一般的ですが、フレックスタイム制を導入している会社が多いので、朝の6時くらいから出勤する人もいれば、10~11時くらいまで出社しない人もいたり、まちまちです。そうはいっても、特に理由もないのに、毎日夜遅くまで仕事をして朝遅く出社するのはあまりよい印象を与えないようで、この辺は、少し日本と違うなという印象を受けます。深夜まで仕事をして翌日疲れて仕事の効率が下がるくらいなら、さっさと家に帰って寝て翌朝早く出社しろとうのがアメリカ流の考えのようです。

 

ちなみに、「朝一でやります」の、「やります」にあたる動詞は、もちろん「do」でもいいのですが、アメリカの職場では、

  • work on ~(~をする) 

という句動詞(Phrasal)が非常によく使われています。

  • Can you work on it now?(今それやってくれる?)
  • I couldn't work on it this morning.(今朝その仕事にとりかかれませんでした。)
  • He has been working on that project since Monday.(彼は月曜からその案件ににかかっています。)

といった感じです。ネイティブの間では、「Do」よりも、「work on」を使うことが断然多いです。

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なお、ビジネスの場面に限らず、

  • Can you open the door?(ドアを開けてくれる?)
  • I am working on it now.(今開けようとしてるとこだよ。)

といった感じで、日常一般の、こういったちょっとした作業を指す場合でもよく使われるので、覚えておいて咄嗟に使えるようにしておくと便利です。

055 「Yes」よりも「Will do」?

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上司や同僚に何か仕事を頼まれ、「はい、やります」と言いたいときに、英語で何と返答しますか?

 

例えば、上司に、

  • Can you email it to her?(それを彼女にメールしてくれる?)

と、頼まれたとします。その際、単に

  • Yes(はい)
  • OK(了解)

でもよいのですが、アメリカ人はたいてい、他の言い方をします。例えば、

  • Sure!(もちろん)
  • You bet!(もちろん)

など、Yes や OK よりも、喜んで!もちろん!と、喜んで引き受けますというニュアンスがありますので、前向きでよいと思います。また、少しプロフェッショナルに聞こえ、ビジネスの場でよく使われる表現に、

  • Will do.(やります)

という表現があります。これは、

  • I will do it.(私がやります)

の主語の「I」(私)と目的語の「it」(それ)が省略された表現なのですが、私も、日本で習った英語には出てこなかった(と思う。。)ので、初めて聞いたときは耳を疑いました。が、今では、日本で習わなかったのがおかしいくらい、ビジネスの場に限らず、アメリカでとてもよく耳にする表現です。

 

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例えば、先日休暇でとあるリゾートに行ったとき、リゾートを出る際の門が、鍵がないと開けられないようになっていたため、すぐ後にいたグループのためにその門を抑えてあげながら「全員出たら閉めてくださいね」と頼んだところ、「Will do」という返事が返ってきました。この「Will do」は、単に「Yes」や「Sure」よりも、意思を表す「Will」を使っているので、頼んだ側をより安心させる気がします。なので、ビジネスの場、特に上司に返答する際にこのフレーズを使うと、信頼感がアップしてよいと思います。

 

よく言われることですが、一般的に、アメリカでは日本で好まれるような謙虚な姿勢は好まれません。特にビジネス社会では、「自分はできる人間です、信用してください」と、自分の能力を最大限に誇大広告するのが当たり前ですし、これをしないと、仕事ができない人間、あるいは自分に自信がない人間だと思われたりすることもあります。なので、人に頼まれごとをしたら、自分をアピールするチャンス!という姿勢で、「喜んで!」と積極的に答えるのがよいかと思います。

 

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この表現は、ビジネスに限らず、あらゆるシチュエーションで使えるので、頭に叩き込んでおき、とっさの場面にも自然に言えるようにしておくとよいと思います。例えば、

  • Can you move your car please?(車を動かしてくれないかい?)
  • Will do.(やります)

のような感じです。簡単だけど、ちょっと差をつけるフレーズです。