差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

017「パワポ」「エクセル」を英語で?

f:id:chondromalacia:20181002000136j:plain

ビジネス界では誰もが使っている Microsoft 社のパワーポイント、エクセル、ワード、アウトルックなど。パワーポイントは、日本語では、パワポ、など略したりしますよね。英語では、Powerpoint とそのまま言うか、もっと手軽に、

  • slides(パワーポイントで作成されたスライド)

と呼びます。1枚1枚が slideで、これのまとまった形が slidesです。そのままですね。。エクセルに関しても同じ要領で、2枚以上であれば、

  • spredsheets (エクセルで作成されたスライド)

ですし、1枚であれば、spreadsheet(スプレッドシート)です。ワードに関しては、特別な略語は聞いた記憶がありませんが、思い出したらその時にアップデートします。

 

いずれの場合でももちろん、PowerpointExcel、Word、すべて英語でそのまま通じます。Powerpointなどのファイルという意味で使うときには、以下のように語尾に「file」をつけるとよりわかりやすいです。

  • Can you please send me the excel file that you just mentioned?(先ほど言及されたエクセルのファイルを送っていただけませんか?)

もちろん、「excel file」の代わりに、「spreadsheets」を使ってもまったく同じ意味になります。

 

ちなみに、米国では、計算などを含んだ書類はエクセルで作成しますが、そうでない限り、ワードで作成するのが一般的です。それに比べると、日本人は、例えば、課題リスト(To do list)や、質問&回答一覧(Q&A list)など、あらゆる場面で、エクセルをもっと頻繁に使っている印象をうけます。実際に、なぜ日本人はなんでもエクセルにしたがるんだと不思議がっている米人同僚もいました。

 

もちろん、計算なしの文章だけの場合でも、項目数が多くマトリックスで表した方がよい場合や、ログ形式にして追加でたくさん書き込めるようにした方がよいようなものであればエクセルでよいのですが、特にそういった理由もないのに、エクセルを使い、各セルに長文の文章を記入したりすると、米人に嫌がられることがあります。

 

ワードの方がエクセルよりも使いやすい点は、まず第一にスペルチェック機能が使えること。これは英語ベースで書類を作成する際に非常に需要な点です。さらに、修正履歴を残せるという点も、チームで作業する際には非常にありがたいです。

 

スペルミスだらけの、さらに日本人の書いた長文英語を、エクセルのちまちましたセルの中で読むのは、ネイティブにとって非常に苦痛だそうです。なので、あまり項目数が多くなく、ワードの表機能で代用できるようなものは、ワードで作成するのがよいかと思います。

 

余談ですが、知り合いの米国人のサルサ講師が、生徒の香港人に、サルサのステップをエクセルでまとめたので見てほしいと言われて、「サルサってそういうものじゃないんだけど。。」とびっくりしていました(笑)。エクセル好きは日本人だけではないのでしょうかね。。