056 「朝一でやります」を英語で?
会社を出て家に帰ろうとした直後に、Emailや電話が入り、仕事を頼まれるというシチュエーション、残念ながらよくありますよね。。その際、急ぎの要件であれば、
- I will work on it as soon as I get home.(帰宅次第とりかかります)
- I will head back to the office now.(今からオフィスに戻ります)
等といった感じで対応されると思いますが、特に急ぎでなければ、明日まで引き伸ばしたいところです。そのような場合、日本語では、「明日朝一(朝一番)でやります」と言いますよね。英語にも全く同じフレーズがあり、こういったシチュエーションでよく使われています。それが
- First thing in the morning (朝一番)
です。例えば、「朝一でやります」は、
- I will work on it first thing in the morning.(朝一でやります)
といった感じです。明日の「Tomorrow」はつけなくても、明日のことを指しているのは明らかなので大丈夫です。
ちなみに、ニューヨークの始業時間は、日本と同じく9時くらいが一般的ですが、フレックスタイム制を導入している会社が多いので、朝の6時くらいから出勤する人もいれば、10~11時くらいまで出社しない人もいたり、まちまちです。そうはいっても、特に理由もないのに、毎日夜遅くまで仕事をして朝遅く出社するのはあまりよい印象を与えないようで、この辺は、少し日本と違うなという印象を受けます。深夜まで仕事をして翌日疲れて仕事の効率が下がるくらいなら、さっさと家に帰って寝て翌朝早く出社しろとうのがアメリカ流の考えのようです。
ちなみに、「朝一でやります」の、「やります」にあたる動詞は、もちろん「do」でもいいのですが、アメリカの職場では、
- work on ~(~をする)
という句動詞(Phrasal)が非常によく使われています。
- Can you work on it now?(今それやってくれる?)
- I couldn't work on it this morning.(今朝その仕事にとりかかれませんでした。)
- He has been working on that project since Monday.(彼は月曜からその案件ににかかっています。)
といった感じです。ネイティブの間では、「Do」よりも、「work on」を使うことが断然多いです。
なお、ビジネスの場面に限らず、
- Can you open the door?(ドアを開けてくれる?)
- I am working on it now.(今開けようとしてるとこだよ。)
といった感じで、日常一般の、こういったちょっとした作業を指す場合でもよく使われるので、覚えておいて咄嗟に使えるようにしておくと便利です。