差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

052 英語で雑談、何の話をすればよい?

f:id:chondromalacia:20180809000301j:plain

 

会議で人数がそろわない時など、日本語でも気の利いた雑談をするのって難しいですよね。英語でも同じです。ちなみに、こういった雑談のことを、英語では

  • Small talk(スモールトーク=雑談)
  • Chitchat(チッチャット=雑談)

などと呼び、どちらもほぼ同じ意味ですが、Chitchat は Small talk より、もう少しカジュアルな、ゴシップなどを指すときによく使われることが多いようです。

 

アメリカ人は、比較的おしゃべりですし、即席で話題を作るのがうまい人が多いので、たいていの場合、こちらが外国人だとわかると、相手がリードしてくれて、それに返事をしていればすみます。もちろん、アメリカ人にも、あまり社交的でない人もいますので、そういう場合、どうしたらよいでしょう?

 

f:id:chondromalacia:20190508003409j:plain

 

こんな時は、日本と同じく、週末や天気の話が一番無難です。「今日は暑いね」や「昨日はこちらではどんなお天気でしたか?」等、この辺の会話で使う英語は簡単ですし、失礼なことをいう心配もないので無難です。

  • It's very hot today.(今日はとても暑いですね)
  • How was the weather like yesterday?(昨日はどんな天気でしたか?)

 

ただ、日本語同様、簡単故にあまり長続きしないので、その後の沈黙に耐える強さも準備しておくべきです(笑)。ただ、頑張っているという姿勢を見せただけでもポイントアップですので、その後はどうしても気まずいようなら、「Excuse me」等と一言を断りをいれて、仕事のメールをチェックしたりしてもいいと思います。

 

 f:id:chondromalacia:20190508001251j:plain

 

その他、男性が多い場ですと、スポーツの話は欠かせません。野球やアメリカンフットボールは、多くのアメリカ人がフォローしていますし、特に好きでない人も、ビジネスの場である程度会話についていける程度の知識をもっている方が多いです。また、どんなに下手な英語でも、スポーツの話題だと熱をもって語れる日本人の方が多いので、わりと会話が長続きするようです。特に野球は、日本人選手も多く活躍しているので、共通の話題提供という意味でも、野球ネタを事前に仕込んでおくのもいいと思います。

  • How is the Yankees doing?ヤンキースの成績はどんな感じですか?)

ちなみに、「Yankees」のお尻の「S」は、「ズ」と発音しても十分通じますが、正しくは清音の「ス」です。(発音を聞きたい方はこちら

 

あとは、厳禁なのが、政治、宗教、人種の話です。日本人の方によく、「トランプ政権ってこちらではどう思われているのですか?」等と聞かれることがありますが、一般的に、ビジネスの場では政治や宗教や人種の話は厳禁です。友人間でもタブーか、あるいはかなり気を使うトピックです。私の職場の、一見、仲のよい上司二人も、一人は民主党、もう一人は共和党で、お互い、政治の話は一切しないことにしているそうです。