差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

048 困ったときには「Good question!」

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プレゼンや会議の場で、質問をされたが、どう答えていいかわからず困ってしまったという経験、誰にでもありますよね。この際、非常に便利なのが、

  • Good question!(よい質問ですね)
  • Great question!(大変よい質問ですね)
  • Briliant question!(素晴らしい質問ですね)

です。下に行くほど、大げさ度が増します。このフレーズはとても便利で、ビジネス界のいたるところで多用(というか濫用)されています(笑)。質問が本当に的を得ているか否かにかかわらず、とりあえず時間稼ぎに使えるので、質問をされたときに、まず自動的にこの言葉を発する癖がついている人すらいます(笑)。

 

ただ、質問をした側も褒められて悪い気はしないので、意味もなく使ったからといってお咎めはありませんし、一種、アメリカのカルチャーの一部というか、かなり市民権を得たフレーズであるような気すらします。

 

質問に答えられない場合は、単に「I don't know the answer to your question.」(あなたの質問に対する答えがわかりません)と言ってもいいのですが、まずはこのフレーズを付け加えることにより、「そんな鋭い質問をされるとは思わなかったよ」という多少言い訳の混じったニュアンスが出るような気がします。実際に、私が受けたプレゼンテーションの研修でも、講師が「困ったときは、とりあえず Good question! といっておきなさい。」と教えていました(笑)。

 

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そして、「Good question」と言って時間を稼いでいる間に、適当な回答が思い浮かべばいいのですが、そうでなければ、

  • I will get back to you on that later.(その点については後程お答えします)

と、返答しておくのがよいでしょう。「Get back to」は、「回答する」という意味で、とても頻繁に使われるフレーズです。

 

ちなみに、アメリカ人には、その場しのぎの回答がとても上手な方が多いです。わかっていなくてもわかったような気にされてしまうことが多々あります。後でじっくり考えてみて、実は話がすり替えられてしまった!と後になって気がついたこともあります。(苦笑)

 

私はどちらかというと、馬鹿正直に対応するタイプですので、わからないことは、わかりません、後で答えます、とすぐに言って終わりにしてしまうのですが、その際に、これはわからないがあれだったらわかるだとか、わからないけど経験則上こうではないかだとか、本質に影響のない部分なのであまり気にしないでいいとは思いますがだとか、なんらかのコメントを付け加えると、単に「わかりません」というだけより、印象が良いかと思います。もちろん、時間が限られていたり、相手がイエス・ノーだけを求める短気な方だったり、シンプルな回答だけが求められるシチュエーションもありますので、その辺は臨機応変に対応するのが良いかと思います。