差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

012 Emailの締めの文句

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手紙や Email の締めの文句、みなさんは何を使いますか?学校で習った、

  • Sincerely,
  • Best regards,

などはみなさんよく覚えているのではないでしょうか?この他にも締めの文句はいろいろあるのですが、Email では比較的カジュアルなものが好まれて使われているようです。アメリカでよく見るものは、

  • Regards,
  • Thanks, 
  • Best,

などです。私個人的には Thanks が好きでいつもこれです。私の周りのネイティブの方も Thanks 派が多いです。Regards は、もうすこしビジネス的なとき、Best だともう少しパーソナルなとき、というように使い分けたりしますが、これは、周囲を見ながら培った、あくまでも個人的な感覚です。Sincerely や Best Regards は、個人的にはあまり email で見たことはありませんが、使っても間違いというわけではないと思いますし、もっとフォーマルな英国などではもっと頻繁に使われているかもしれません。

ちなみに Thanks の使い方ですが、Sincerely 等と同様、締め文句の後にカンマ、その下の行に名前(通常ファーストネーム)、とこんな感じです。

    Thanks,

    John

カンマだと、なんとなく、自分(John)に感謝しているように見えないこともないですが、基本、米人のみなさんこうされているので、これでいいようです。また、Thanks と同類のバージョンで、

  • Thanks a lot,
  • Many thanks,
  • Thank you,
  • Thank you so much,
  • Thank you very much,

等もよく目にします。私は、あまり大げさな表現を毎度使うと、本当に感謝してるときにも相手にそれが伝わらなくなってしまうような気がするので、デフォルトは Thanks、本当に感謝したいときには少しアップグレードした「Many thanks」等の表現を使います。余談ですが、私が一時よく一緒に仕事をしていたアイルランドの同僚は、デフォルトが「Many thanks,」だったのですが、本当にいつも前向きでなんでも感謝してくれる人だったので、彼の「Mary thanks」は、何度使いまわされても、真実味があり、マンネリ化した印象がなかったです(笑)。

一方で、そっけない人は、文末に何もつけずに名前だけだったりもします。さらに、面倒くさがりなのでしょうか、あらかじめ Email の末尾の自動署名のところに、Regards やThanks まで入れてしまっている人もいたりします。この方法、ちょっと味気がないので、個人的にはあまり好きではありませんが。。