差をつける一言ビジネス英会話

ネイティブが使う簡単表現100選

047 エレベーターを降りるとき英語で何て言う?

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エレベータで自分の階に到着したとき、日本語で何といいますか?

もちろん、一人だったら無言でいいのですが(笑)、これが、例えば、お客さんをオフィスまで連れていくような場合ですと、「ここです」とか「降ります」と、相手も降りる準備ができるように教えてあげますよね。特に、エレベータが混んでいる場合などは、周りの人にも自分たちが降りることをアピールする必要があります。

このような場合、英語では、

  • This is us.(私たち{の階}です。)
  • This is me. (私{の階}です。)

といいます。初めて聞いた方には意外な言い方かもしれませんが、非常によく使われるフレーズです。電車やバスでも同様に使えます。自分の降りる駅や停留所に着いたら

  • This is us.(私たちの{駅/停留所}です。)
  • This is me.(私の{駅/停留所}です。)

といえばいいのです。これは覚えておくと便利ですので、咄嗟に出てくるよう、一人でエレベーターに乗る際に練習しておくといいかもしれませんね(笑)。

なお、他にも、もちろん、

  • Excuse me.(失礼します)

でもいいですし、

  • Getting off!(降りまーす)

でもいいです。西洋人は知らない人と体が触れるのを嫌がりますので、できるだけ言葉を使って、通り道をあけてもらうようにしましょう。

 

余談ですが、ニューヨークのある東海岸では、こういったシチュエーションにおいて、レディーファーストの習慣がいまだに根強く残っています。例えば、女性がエレベーターから降りようとする場合、出口付近にいる男性は、たとえ自分も降りる場合であっても、まず女性が先に出られるようにエレベータ内でよけて道を譲ってあげたりすることがよくあります。地下鉄等でも同様です。どうせ降りるのだから出口に近い人から降りればいいでないかとも思いますが、なかなか根強い習慣なようです。もちろん、ぎゅうぎゅう詰めだったり、スペース的に難しい場合などは、無理すると、かえって他の人に迷惑がかかってしまいますので、その辺は臨機応変に対応するのが良いかとおもいます。

 

なお、このレディーファーストの習慣は、同じアメリカでも多少温度差があるようで、カリフォルニアのある西海岸ではそこまで根強く残っていない印象を受けます。そして、さらに北に行き、フェミニスト勢力の強いカナダの西海岸になると、レディーファーストをしようとすると嫌な顔をされたりすることもあります(苦笑)ので、その辺は郷に入っては郷に従えで、周囲の対応をみながらそれを真似するのが一番無難かと思います。